11月17日に投開票を迎える新潟県柏崎市長選挙に、反原発団体の共同代表が立候補を表明したことを受け、現職の桜井雅浩市長は「選挙があるのは良いこと」と話し、歓迎しました。

任期満了に伴う柏崎市長選挙には11月6日、反原発団体・柏崎刈羽市民ネットワーク共同代表の阿部由美子さんが立候補を表明しました。

これに対し、3期目を目指し、すでに出馬を表明していた桜井市長は「様々な考えの中から市民の判断を仰ぐことは望ましい」と、歓迎する考えを示しました。

一方、対抗馬の阿部さんは柏崎刈羽原発の再稼働問題の争点化を最大の狙いとしていますが…

【柏崎市 桜井雅浩 市長】
「私の感覚では、柏崎市の抱える行政課題の中で、全体の中で原発の問題は3分の1程度だと考えている」

桜井市長はこう話した上で、選挙戦では医療問題など様々な課題について有権者に訴える方針を示しました。

柏崎市長選は11月10日に告示、17日に投開票されます。

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