那覇市立病院では夜間における小児科の救急医療を補うために、11月からオンライン診療を開始しました。
那覇市立病院は当直医の確保などが難しいことから、2024年3月から深夜の小児科の救急診療を一部制限していますが、窓口のひっ迫が続いています。
こうした状況を改善するため、那覇市立病院では11月から、東京でオンライン診療を展開するファストドクターと提携し診療体制を整えました。
病院のホームページなどからスマートフォンやタブレット端末で診療を申し込むと、医師がビデオ通話で診断し、かかりつけの医師や病院に紹介状を送るほか、処方箋も作成します。
対象は0歳から中学生までで、子ども医療費制度で無料ですが、一旦クレジットカードなどで支払いをして後日、市町村への還付手続きを行います。
那覇市立病院は、限られた医療資源の活用や迅速な医療の提供のため、オンライン診療を利用してほしいと呼び掛けています。
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