冬の代表的な野菜“春菊”が出荷の最盛期を迎えるのを前に、新潟県燕市では朝から収穫作業が行われていました。生産者は色々な料理にして食べてほしいと消費拡大を呼びかけています。
【桶屋美圭アナウンサー】
「これから出荷の最盛期を迎えるのが、寒くなる冬の時期鍋などで大活躍する春菊です」
燕市の佐渡集落を中心に栽培が盛んな“春菊”。
佐渡集落を含む燕地区では、16戸の農家が210アールで春菊を栽培していて、遠藤一夫さんの圃場でも朝から収穫作業が行われていました。
今年は9月に気温が高かったことや10月に雨が多く降ったことで生育が遅れたものの、11月に入って天気が安定したため、食味も良いということです。
そんな春菊、栄養価が高く、生で食べるのもおすすめだということで、今回特別にいただきました。
【桶屋美圭アナウンサー】
「シャキシャキしていて、もっと苦いかと思いましたが、噛んでしばらくすると、独特の甘みが広がっておいしいです」
【燕地区園芸協会 江村正樹 会長】
「油と合うと言われているので、チーズやバター炒めなどにもいいし、そのままサラダに入れてもいい」
寒さが厳しくなるこれからの時期、もちろん鍋野菜としての需要も高まります。
【燕地区園芸協会 江村正樹 会長】
「彩りにもいいし、春菊をぜひ使っていただいて、健康にもつながると思うので、皆さんにたくさん食べていただきたい」
春菊の収穫は来年3月頃まで続き、JAの直売所や県内のスーパーなどで販売されます。
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