クマの餌となる放置された柿を有効活用しようと活動している男性が11月16日、岩手県盛岡市で干し柿作りの体験会を開きました。

体験会を開いたのは、秋田県で放置されている柿を収穫し、商品化に取り組んでいる柿木崇詩さんです。

柿木さんは人里にクマが現れる原因の1つである放置柿を有効活用しようと、秋田を中心に地域を活気づける活動をしています。

16日は家族連れなどが参加して、奥州市で収穫された放置柿を使って干し柿作りを体験しました。

参加者はピーラーを使って一つ一つ丁寧に柿の皮をむき、放置柿について理解を深めていました。

柿木崇詩さん
「そこらへんにある柿も価値のある資源だということに気付いてもらいたい」

柿木さんは、今回が初めてとなった岩手での活動を今後も続けていきたいと話していました。

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