人体に有害な有機フッ素化合物PFAS汚染の解決を訴える市民団体が10月にドイツを視察し、現地の取り組みや今後の活動にむけて報告しました。
宜野湾ちゅら水会は10月にドイツを訪れ、アメリカ軍の基地周辺のPFAS汚染の実態を視察しました。
会によりますと、ドイツではアメリカ軍が市民の要請に基づき、積極的に土壌汚染に関する調査や、浄化処理を実施していることが報告されました。
宜野湾ちゅら水会照屋正史さん:
「調査報告書がアンスバッハ市のホームページに掲載されておりまして、すべて市民が見られるようになっている」
宜野湾ちゅら水会町田直美さん:
「(ドイツでは)基地と市や市民団体が話し合うことができます。(米軍側の)本音を引き出すことも必要なのかなとドイツで思いました」
沖縄におけるPFAS汚染の解決に向けて、ちゅら水会は政府に積極的に働きかけていくほか、市民との意見交換の場も作っていくとしています。
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