東京・羽村市の動物園で撮影された、後ろ脚を使って上手におなかをポリポリし、入念に毛づくろいをするビーバーの姿。
終わったかと思いきや、左脚の毛を整え、さらに右脚もチェックし、ついでに顔もポリポリ。
なぜこんなにも入念に毛づくろいをするのかというと、毛並みを整えること以外に大事な役割があるといいます。
羽村市動物公園 飼育員・松浦七星さん:
足の間に油が出る腺があって、その油を足や手を使って全身に塗り広げる。そうすると、毛に撥水性が出るようになるので、体が冷えずに済むという防寒効果。
北半球の寒い地域に生息するビーバー。
11月に入ると繁殖期を迎え、行動が活発になるため、起床時間が1時間ほど早くなるといいます。
働き盛りのこの時期は、寒い冬を乗り切るために巣材や食料集めにいそしむということです。
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