JR九州の各駅長が選んだ「推し丼(どんぶり)」の中から九州ナンバーワンを決めるグルメイベントが24日、福岡県北九州市で開催されました。

◆記者リポート
「門司港駅前広場はかなりの人出です。そのお目当ては、各駅長対抗のご当地丼総選挙です」

北九州市で繰り広げられたのは、九州ナンバーワンの丼を決める「駅長対抗 ご当地丼総選挙」です。

九州各地の駅長おすすめの62のご当地丼がエントリーし、予選を勝ち抜いた13の丼が集結しました。

Q.各駅長の気合の入り具合は?
◆JR九州 古宮洋二 社長
「日ごろあまり仕事に気合は入ってないんですけど、この企画には気合が入っていた。駅長が街なかに入っていける良いきっかけになった」

朝から各店舗には行列が。

大分の中津駅長が推すのは、揚げたてサクサクの鱧(はも)かつに卵をたっぷりと絡めた「鱧カツ丼」です。

長崎駅長が推すのは、ゆうこうシマアジと真鯛の漬け丼。

地元・門司港駅長の一押しは、関門だこなど門司港名物がてんこ盛りのどんぶりです。

◆門司港駅長
「関門(海峡)の荒波であったり門司港の夕日であったり、思い出がよみがえるような丼」

訪れた人に話を聞くと…。

◆来場者
「よかったです。いろんなところのものが食べられて」

◆来場者
「鱧かつ丼がすごく有名なのでそれを食べにきたんですけど、他もちょっと目移りして」

ほとんどの店舗が売り切れの大激戦となった今回、優勝は来場者による投票で決められます。

投票総数は5812票。

果たして王者となったのは…。

◆司会者
「福津めん鯛丼です!」

優勝は、福間駅長が推す福津めん鯛丼でした。

◆福間駅 紺屋良治 駅長
「『やりきったぞ』というのはすごくあります。福津市の鯛を広めるきっかけになればと思っております」

JR九州は来年も駅長対抗のイベントを開催予定で、担当者は「地域の町おこしに貢献できれば」と話していました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。