寒暖差で体調管理が難しい中、「腸活」に注目が集まっている。
明治は、腸内環境に合わせた個別ドリンクを提案する新サービスを発表した。
またカルビーでは、自分専用グラノーラを定期購入できるサービスも始まっている。
“約1兆724億円”腸活関連市場は右肩上がり
寒暖差で体調管理が難しくなる中、今「腸活」にいそしむ人が増えている。
この記事の画像(11枚)街の人:
フルーツは基本毎日食べるようにしていて、あとは、おみそ汁とかもいいって聞くので。あと甘酒、毎日飲んでます。
街の人:
お酒の回数減らして、納豆増やしました。
めまいや頭痛を引き起こすこともある腸内環境の乱れ。
アルコールを控えるのも、発酵食品を食べるのも腸にとってはプラスだが、そもそも何歳から始めた方がいいのだろうか。
管理栄養士・岡田明子さん:
腸内環境の視点から言うと、60代以降からどんどん“悪玉菌”というのが腸内に増えてくる。老化にともなうものですけれども、60代からやればいいというわけではなく、(若いうちから)コツコツ積み重ねて腸活は続けていくといい。
腸活関連市場は右肩上がりで、今や約1兆724億円の市場になっている。
森永乳業は、腸活でおなじみのヨーグルトを強化した。
アロエには腸内環境を整える成分が含まれているが、そのアロエヨーグルトに肌の保湿力の機能をプラスした商品「森永アロエヨーグルトW」も開発するなど、ラインアップの幅を広げている。
そして、じわじわと広がっているのが「パーソナルな腸活」だ。
21日、自分の腸内環境に合ったドリンクを提案してくれる新サービス、明治「Inner Garden」がお披露目された。
まず、便を採取し郵送すると、腸内環境を5つのジャンルでパラメータ化してくれる。
そして、そのデータをもとに、自分の腸に最適なドリンクをお届けする。
一定期間飲んだあとに測定し、変化を確認しながら腸活に取り組むことができる。
広がる「腸活」と体調管理の選択肢
ほかにも、自分専用グラノーラも登場した。
検査キットで腸内環境を確認したうえで、自分の腸内にぴったりのトッピングをカスタマイズし、定期購入できるサービス、カルビー「Body Granola」も始まっている。
担当の方に、おうちでもできるおすすめのトッピングを聞いた。
カルビー「Body Granola」担当・田口夏菜さん:
一般的に、タンパク質がグラノーラだけだと不足しますので、牛乳とか豆乳をかけていただいたり、あとはキウイとかバナナとか、食物繊維を多く含んでいるものを一緒に入れて食べたりですとか。
腸内環境を良くするためには、少ない菌を増やすより、もともと多く存在する菌を増やすのが効果的だそうだ。
広がる「腸活」と体調管理の選択肢を、皆さんも取り入れてみてはどうだろうか。
(「イット!」11月27日放送より)
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