年末の大掃除、皆さんはどこをキレイにしたいですか?

 いつもの掃除では見逃しているような場所にも注意が必要です。

 新しい年を気持ちよく迎えるための大掃除。

 皆さんはどこの掃除に力を入れたいですか?

 「お風呂とか、キッチンとか」(30代)

 「戸棚の上とか、押し入れとか」(80代)

 「水回りとか。油汚れ、毎日使うからひどいじゃないですか」(30代)

 「年末にはしない。年末にこだわってないですね」(30代)

 ダスキンの調査によりますと、2023年の暮れ、大掃除をした人は52.6%でした。
 
 20年前より10%減っています。

 大掃除に費やした時間は、20代男性が平均約6時間、20代女性が約7時間でした。

 60代以上になると男性が約8時間、女性が約11時間に増えます。

 大掃除を助けてくれる便利グッズを探しにホームセンターへ。

 1000点以上ある掃除用品の中で、今人気なのが水でぬらすだけで油汚れを落としてくれるこちらの商品。

 「飛び散り汚れに対しては、これで拭き取っていただくとすぐに効きます。レーヨン繊維が油を吸着させて取り除く。水洗いをして何度か繰り返しお使いいただけます」(ジョイフルエーケー屯田店 新酒英暁副店長)

 換気扇にこびりついた油汚れを落としてくれる優れものもありました。

 「ブラシや油汚れをかきだすような先端の形状も換気扇の形にぴったりあってますから、非常に便利にお使いいただけます」(新酒副店長)

 さらに、洗剤選びのポイントも教えてくれました。

 「油汚れには『アルカリ系』の洗剤が効きますし、お風呂場の石けんカスとか皮脂汚れには『酸性』のものが効きます」(新酒副店長)

 「やっぱりホコリはちょっと怖いです」(70代)

 「ホコリたまりやすくて、火事とかなりやすい…」(30代)

 大掃除では普段見逃してしまいがちな場所も忘れずにチェックが必要です。

 年末の大掃除でもつい見逃してしまいがちなのが…

 コンセントなどの配線器具です。

 NITE(製品評価技術基盤機構)によりますと、テレワークの普及などによって
配線器具の事故が増加。

 コンセントにホコリがたまっていたことで事故も起きていて、NITEは大掃除のときに点検するよう呼びかけています。

 「配線器具は一度購入して接続してしまうと、そのままで気にされる方が少ない箇所。たまったホコリを取り除く際、アルコールスプレーとか洗浄液とかをかけて掃除するのではなく、から拭きで掃除することを心がけていただきたい」(NITE 岡田大樹さん)

 コンセントのホコリは、から拭きで取り除くことが大切です。

 水がかかると事故につながるからです。

 また最近では、配線器具の温度が上がると自動的に電気を止めるテーブルタップやホコリがつかないようなカバーも販売されています。

 「少し外れてもホコリや水分がかかっても大丈夫なようにカバーする。抜いてセットして、また戻していただくだけですので、手軽に出来ると思います」(新酒副店長)

 2024年の大掃除はコンセントにホコリがたまっていないか、忘れずにチェックしてみてください。

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