大型連休がスタートし、信州にも多くの観光客が訪れています。観光地も宿泊施設も入り込みは順調ですが、円安や物価高の影響もみられています。

大型連休初日のJR長野駅。列車が到着すると家族連れなどが次々と降り立ちました。

東京から(子ども):
「(何が楽しみ?)お寺、おそばとか食べる」

東京から(父親):
「善光寺と茶臼山恐竜公園に、子どもたちと恐竜公園行って遊んでこようかなと」

埼玉から:
「きょうは松本で、そのあと上高地に行きます」
「信州はいつもリンゴの時期に来るんですが、きょうは山に行きたいということで」

連休初日の北陸新幹線下りは、一部の列車で自由席乗車率が90%になるなど混雑しました。

好天にも恵まれ、観光地もにぎわいました。

上高地の観光客:
「すごい青空でよかった。この景気を見るために来たので、満足」

にぎわう上高地―。

軽井沢も―。

子ども:
「おいしいです!」

新潟から:
「かつてのようにマスクを気にせず、みんなで楽しく過ごしたい」

にぎわう一方でこんな声もー。

東京から:
「円安の影響で(海外は)すごく滞在費が高いので日本の方が安くていい」

宿泊施設も、大型連休の予約は好調です。

圓山荘・竹本博昭社長:
「今年は昨年に比べて120%の集客になっている。だいぶにぎやかになっている印象」

千曲市のこちらのホテルでは、コロナ禍で激減した団体・グループ客が少しずつ戻っていると言います。

千葉から12人で:
「おばあちゃんの米寿のお祝いで今回来ました。ここ3、4年は集まれずにいたので、おばあちゃんも含めてみんなで楽しく、この3、4年間であったことを話しながら過ごせたら」

一方でー。

圓山荘・竹本博昭社長:
「今年に限っては(関東など)近場の客から多く予約をもらっている。(物価高等で)まだ遠くは控えめに…という客が多いように感じる」

JRによりますと、上りの混雑のピークは来月3日の予想。円安や物価高の影響もみられますが、連休後半もにぎわいそうです。

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