3日、宮崎県宮崎市でハウス不知火の初競りが行われ、最高値は過去最高の8玉2万円でした。

不知火は「ポンカン」と「清見」をかけ合わせたみかんで、県内では日南市や串間市を中心に栽培されています。

3日は、宮崎市中央卸売市場でハウス栽培の不知火28箱・84キロが競りにかけられました。
最高値は8玉入りが1箱2万円で、2023年を5000円上回り、過去最高となりました。
JAみやざきはまゆう地区本部によりますと、今シーズンの出荷量は日照不足などの影響で、昨シーズンよりも5トンほど少ない約40トンを見込んでいるということです。

(JAみやざきはまゆう地区本部ハウス不知火研究会・石上雄士会長)
「2万円という価格がついて、生産者としてとてもうれしく感じています。みんなで笑顔で食べていただいて、冬の風物詩として定着するようになってほしいなと思います。」

不知火は種がなく、甘みとほんのりとした酸味が特徴です。

(今栖那菜記者)
「それではいただきます。ん〜。甘さの中に酸味も感じられて、噛んだ瞬間に果肉がじゅわっと広がります。」

不知火は、お歳暮などの贈答品としても人気があり、年末にかけて出荷のピークを迎えます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。