日本酒や焼酎などの「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録され、石川県内からも喜びの声が聞かれました。
南米パラグアイで開かれているユネスコの政府間委員会は、日本時間の12月5日午前4時前、日本の「伝統的酒造り」を無形文化遺産に正式に登録することを決めました。「伝統的酒造り」は杜氏(とうじ)や蔵人(くらびと)などが「こうじ菌」を用い、日本各地の気候風土に合わせた伝統的な酒造りの技術で、日本酒や焼酎、泡盛などの製造に受け継がれてきました。登録を受けて金沢市内の日本酒販売店からも喜びの声が聞かれました。
金沢地酒蔵 嶋田美友さん:
「和食が登録された時も和食文化が海外に広まっているって聞いたのでこれを機に日本酒もたくさん飲んでいただけたらいいなと思います」
日本の無形文化遺産は伝統的酒造りで23件目になります。
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