■働いていなくても保育園に子どもを預けられる

大阪市では、働いていなくても、子どもを保育園などに預けられる制度を7月から試験的に始めると発表しました。

大阪市では、これまで親が一定時間以上働いていないと保育施設を利用できませんでした。(※産前産後、疾病・障がいがあるなど保育の必要性がある人を除く)

しかし、7月から試験的に導入される新制度では「働いていない」親でも、子どもを保育園などに預けることができます。

対象は現在、保育所や認定こども園を利用していない大阪市内に住む生後6カ月から満3歳未満の子どもです。

子ども1人あたり1カ月10時間まで利用可能で、6月3日から利用申請の受け付けが開始される予定です。

■「保育士の確保」が課題

「親が働いていなくても」時間単位で、保育園や幼稚園などに子どもを預けられる「こども誰でも通園制度」は、国が掲げる「異次元の少子化対策」の一環として2026年度から実施予定で、今年度各地で試験的に導入されています。

京都市でも、7月から13の施設が受け入れを始める予定ですが「保育士の確保」が大きな課題となっているほか「子どものアレルギー対策」なども課題とされています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。