受験シーズンが迫る中、千葉県柏市増尾の芝浦工大柏中学高校(中根正義校長)の高校3年生に10日、米どころ・新潟県三条市からブランド米「難関突破米」が贈られた。
JAえちご中越(本店・同県長岡市)が三条市を含む南蒲(なんかん)地域で栽培したコシヒカリの中から、減農薬・減化学肥料で栽培され、米のおいしさを表す指標「食味値」が最上位のものを鑑定員が厳選。さらに、通常より目の大きいふるいにかけて残った「落ちなかったお米」を、726年創建の地元鎮守社・青海神社(同県加茂市)で祈とうした縁起物で、「南蒲」と難関をかけて命名された。
同校が三条市立大(アハメド・シャハリアル学長)と連携協定を結んでいる縁で、大学受験合格を願って贈られた。贈呈式には、三条市の滝沢亮市長、同JAの吉田文彦会長、シャハリアル学長が来校。滝沢氏は「このコメを食べれば絶対大丈夫。合格します」と声を掛けながら、生徒に手渡した。【高橋努】
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