新年、そして春を迎える準備が始まっています。
12月12日、静岡県三島市で春に向け柳の新芽を守る作業が行われました。
三島市の桜川沿いには柳の木が約30本並んでいて、枝打ちの作業は年の瀬の風物詩となっています。
12日朝は最低気温が2.5℃と平年より1℃ほど低くなる中、植木職人が作業にあたりました。
3m以上に伸びた枝をハサミやノコギリで整えていく職人たち。
柳の枝打ちは枝ぶりを整えて、春に伸びる新芽を病気や害虫から守るために行われます。
植木職人・大村徳夫さん:
正月にはきれいな形で(三嶋大社の)参道として、三島駅から歩いてきた参拝客を迎える。そうやって街並みがきれいになっていくのを考えながら剪定しています
近づく年末の足音かのように三嶋の街に小気味よく響くはさみの音。
切り落とした枝は正月飾りとして活用されるということです。
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