太良町にある多良駅に構内へ入るための新たなスロープなどが整備され、12日、完成セレモニーが開かれました。
【野口記者】
「こちらの多良駅では、地元住民の声を受けて西側からも入れるようになり、スロープとロータリーが整備されました」
JR長崎本線の多良駅で行われた完成記念のセレモニーには、山口知事や永淵町長、多良小学校の3,4年生など合わせて約70人が出席しました。
児童たちは完成したばかりのスロープを渡って駅のホームへ。
列車に乗って社会科見学に向かいました。
多良駅はこれまで東側にしか入口がなく、西側からは200メートルほど先の踏切を迂回する必要がありました。
一方、西九州新幹線の開業に伴い駅には特急列車が通過しなくなったため、県と町が使われなくなった線路のスペースを活用し、スロープやロータリーを整備していました。
【佐賀県交通政策課 今田高史副課長】
「沿線の皆様と一緒になって、いろいろな利便性の取り組みというのは引き続きやっていきたいと思っている」
太良町は来年駅舎のリニューアルを予定していて、観光案内所などが設置される予定です。
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