2024年も残すところ2週間余りとなりました。秋田市の神社では、神職が毎年恒例の「すす払い」で1年の穢(けが)れをはらい、社殿を清めました。

秋田市広面の太平山三吉神社では、新年の準備を始める日「正月事始め」の12月13日に、毎年すす払いを行っています。

13日は、神職4人が竹の先端に笹(ささ)をつけた忌竹(いみだけ)と呼ばれる長さ約3メートルのほうきを使って、手の届きにくいところにある神具や拝殿の柱などにたまったほこりを丁寧に落としていました。

神社ではすす払いが終わると新年の準備が本格化し、お守りや破魔矢などを作り始めます。

太平山三吉神社・田村泰教宮司:
「1年でたまったすすやほこりをはらい清めて、神様に安心して鎮まってもらうと同時に、お参りする方々が心すがすがしく参拝してもらえるようにという思いでいる。穏やかで普通の一年、大きな事件・事故のない平和で穏やかな一年になってほしい」

太平山三吉神社では、2025年の正月三が日の初詣客を、2024年並みの約10万人と見込んでいます。

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