愛媛大学は2026年度から工学部の教育コースに、「一級建築士」の受験資格を取得できる新たなカリキュラムを導入することを16日に発表しました。
愛媛大学によりますと工学部の「社会デザインコース」は、2026年度から「建築・社会デザインコース」に変更。新しいコースでは「一級建築士」の受験資格を得られるようにするため、建築系のカリキュラムやデザイン力の向上を図る授業などを新しく設けます。土木や建築などの分野を超えた幅広い知識を持った技術者や設計者を育てたいとしています。
これまでの「社会デザインコース」は、持続可能な環境創造などを担う技術者の育成を目指していて、文系学生も受け入れています。しかし近年、総合的なまちづくりやトータルな空間デザイン力を持った専門家が求められているや、県内に一級建築士の受験資格に対応した教育機関を求める強い要望が寄せられていたことを受け、改革に踏み切るとしています。
定員は引き続き文系学生も受け入れる文理型入試の25人に合わせ、理型入試の学生5人のコース移動を受け入れる予定です。
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