特集はあったかグッズと保湿グッズです。このところの冷え込みで、生活雑貨店ではグッズの売り上げが伸びています。物価高が続く中、注目されているのは、お得に冬を乗り切る「パーソナル」で「エコ」なグッズです。
■節約に「パーソナル」な暖かグッズ
あったか靴下にモコモコのスリッパ。ブランケットも。長野県上田市の生活雑貨店では10月半ばから防寒グッズのコーナーを設置しています。
11月になっても暖かい日が続きましたが、先週の冷え込みで、売り上げが一気に伸びているそうです。
今年のあったかグッズのトレンドはー
上田ロフト・鬼頭重徳チーフ:
「自分の身の回りを暖めることを繰り返すことで家の中全体を暖める」
キーワードは「パーソナル」。効率よく自分の周りを暖めるという意味です。物価高が続く中、部屋全体を暖めるコストを削減し電気代を節約しようという狙いがあります。
■「ポケットこたつ」に「着る毛布」
上田ロフト・桜井順子さん:
「こちらの方に足を入れていただくことができ、このままこたつのようになります」
こちらは「ポケットこたつ」。モフモフの生地の間に足を入れるとこたつのような暖かさ。寝転がっても使えます。
(記者リポート)
「体が毛布に包まれ首元もとても暖かいです」
身に着けて暖めるグッズも人気です。「着る毛布」はその代表格。
■靴下は男性向けデザインも豊富に
部屋で履く靴下は、もはや定番。男性も履けるようにサイズやデザインも豊富になっています。
フローリングの床が増え、性別や年齢に関係なく、需要が増えているそうです。
■「エコ」な商品も人気
2023年に続き、人気なのは繰り返し使える「エコ」な商品。
上田ロフト・桜井順子さん:
「こちらは蓄熱式の湯たんぽになっていて何回でも使うことができる商品です」
お湯の入れ替えが不要な蓄熱式の湯たんぽ。エコでパーソナルな商品と言えます。
充電式のカイロも人気です。3時間ほどの充電で、42℃程度まで上昇。外出時にも便利です。
■加湿器は「付加価値」つきが人気
寒さが身に染みる冬。気になることがもう一つ。
上田市から(30代):
「(冬が始まり一番気になることは?)肌の乾燥ですかね」
「本当に最近すごい乾燥してきたので」
冬場の「乾燥」が悩みの種という人、多いのではないでしょうか。こちらの店は保湿グッズも充実していて、この日も若い女性を中心にハンドクリームや加湿器を購入する人が目立ちました。
加湿器にはトレンドがあるそうです。
上田ロフト・鬼頭重徳チーフ:
「これまであった商品よりも多彩な、より+αの機能がついて種類がどんどん増えてきているので自身の好み、生活のスタイルに合ったものを選ぶことができるようになっている」
加湿器は「付加価値」のあるものが人気。蒸気が輪になって出てきたり、暖炉のようなものも。
目や鼻で楽しむことができます。
もちろん、加湿器も「エコ」な商品が注目されています。
上田ロフト・桜井順子さん:
「こちらは気化式の加湿器になっており、電気を使わずお水を入れてこちらが加湿します」
こちらは気化式なので水を入れるだけでOK。電気を使わないばかりかメンテナンスも必要ありません。
上田市から(30代):
「持ち運べるものとか小さいものもあるのでデスクに置いておくとかコンパクトがいい」
■ハンドクリームも保湿プラスα
一方、ハンドクリームはー
上田ロフト・桜井順子さん:
「ハンドクリーム、今年はいろいろと香りのものが増えています」
さまざまな「香り」や美容液を含むものなど「保湿プラスα」な商品が増えているそうです。
上田市から(20代):
「デザインとしても持ってておしゃれ、プレゼント用に選ぶのも楽しいので、乾燥対策だけでなく見た目で楽しめるのがいい」
12月に入り、ますます冷え込む日々。「パーソナル」と「エコ」で冬の寒さと乾燥を賢く乗り切ってみてはいかがでしょうか。
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