今年もあと2週間あまりした。年賀状をもらうとうれしいですよね。
年賀状の引き受けが15日から始まっていて、宮崎市ではイベントが開かれました。

16日は、年賀状の引き受け開始にあわせ、宮崎市の宮崎中央郵便局でイベントが開かれ、宮崎福祉会中央保育園の園児約30人が和太鼓を披露しました。
この後、園児たちは郵便局前に設置されたポストに手作りの年賀状を投函していきました。

(宮崎中央郵便局総務部 児玉清隆 部長)
「SNSなどの普及もあり、(年賀状の)減少傾向が続いている。手元に残るという良さがあるし、家族みんなで年賀状を見て笑顔になっていただきたい。」

郵便局では、元日に年賀状を届けるためには12月25日までに投函するよう呼びかけています。

来年の年賀状の取り扱いは、今年の7割程度になりそうだということです。
年賀状のニーズが減少するなか、街の人たちは…。

(街の人)
「ゼロではないが、少しだけ出す。身内と会社と少しだけ。コロナを機に控える方も多くなったと思う。そういったタイミングで減ったのと、よく感じるのはデジタル化になっているのかな。」

「20枚くらい出します。紙で届くのが昔ながらで、届いたときにうれしい気持ちがあるので出す。」

「年賀状を出しますか?」
UMKアプリでの調査では、197人に回答いただきました。

「年賀状を出す」「年賀状とメール・SNSを使い分ける」「年賀状は出さないが、メール・SNSで挨拶する」、そして「出さない」がそれぞれ同じような数で別れました。

50代の方からは「近況を伝え合う、ゆったりしたおつきあい」という声がありました。
一方で、10代の方は「0時ぴったりにメッセージを送ってその後の会話ができる。」と、スマホで新年の挨拶をする理由を回答しました。

年賀状は、新年の挨拶を象徴する日本文化の一つですが、SNSの普及で変化してきているようです。

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