5月1日は労働者の祭典「メーデー」。秋田県内各地で労働組合の集会が開かれ、物価上昇分を上回る大幅な賃上げなどを目指す宣言が採択された。
メーデーに合わせて県内8カ所で労働組合の集会が開かれた。このうち秋田市のJR秋田駅前には、県内32の労働組合から約300人が参集した。そして、物価上昇分を上回る大幅な賃上げや、ジェンダー平等の視点から格差の是正を目指すなどとするメーデー宣言が採択された。
県労働組合総連合・越後屋建一議長:
「全ての労働者の賃金の引き上げ、物価高騰を乗り越えられる賃金の実現を目指して、引き続き奮闘していく」
そして、参加者が横断幕やのぼりなどを掲げて秋田市の中心市街地を行進した。
参加者はこのほか、「全国一律の最低賃金制度を導入し格差をなくすべき」などと訴え、さらなる団結を誓っていた。
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