世界で初めて、薬で歯を生やす治験を始めると大阪市の病院などの研究グループが発表した。
北野病院などの研究グループは、マウスを使った実験から特定のタンパク質の働きを抑えることで歯が成長することを発見。
この仕組みを生かした薬で、歯が欠損している健康な成人の歯を生やす治験を、2024年9月から京都大学医学部附属病院で始めるという。
研究グループは今後、治験を先天性無歯症の子どもにも広げ、2030年の実用化を目指すという。
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