鳴き声が特徴的な「タゴガエル」というカエルの保護につなげようと、生息地の一つである鳥取市内の神社で、今年も6日に「タゴガエル鳴まね大会」が開かれました。

タゴガエルの鳴きまね大会が開かれたのは、鳥取市の湯所神社です。タゴガエルは日本に広く分布していますが、山の渓流などきれいな環境を好むカエルで、湯所神社では裏にある崖が生息場所になっています。
このため、地元の有志が2022年に保存会を旗揚げし、2023年にカエルの石像を設置したのを機に鳴きまね大会を始めました。
2回目となった6日の大会には、県内外から11人が参加し、鳴き声を披露しました。

大会では、3人の審査員が、タゴガエルの実際の鳴き声を踏まえながら「タゴ数」と名付けた1点から5点までの得点をつけて15点満点で審査しました。
審査の結果、初参加の小学6年生が優勝しました。

優勝した堀部晴通くん:
「初出場ながら優勝をもぎ取れてうれしいです!」

保存会では、こうしたイベントでのPRなどを通してタゴガエルとその住み家のきれいな環境を守っていきたいとしています。

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