クマの目撃情報が多くなる季節を迎え岩手県紫波町の小学校では、5月8日にPTAからクマよけの鈴が児童に贈られました。
クマよけの鈴を贈ったのは紫波町の紫波東学園PTAで、8日は1年生の児童21人と鈴を持っていない児童あわせて52人に贈られました。
クマよけの鈴は県PTA連合会が進める「希望支援活動」の助成金を使って贈られたもので、今回のために作られた南部鉄器製の特注品です。
贈呈式ではPTAの代表から児童の代表に鈴が手渡され、早速ランドセルに取り付けていました。
児童
「危険だなとは思っていました。『クマに自分が居るよ』と鳴らしながら帰りたい」
紫波東学園PTA前会長 佐々木勉さん
「『子どもたちがここに居るよ』と会話も増やしながら鈴も鳴らして通学して欲しい」
学校によりますと4月にも学区内でクマの目撃情報があったということで、児童に注意を呼びかけていくとしています。
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