2024年、1人暮らしの自宅で孤独死する65歳以上の高齢者は、約6万8000人にのぼると推計されることがわかった。

13日の衆議院の委員会で警察庁は、2024年1月から3月までに亡くなった、65歳以上で1人暮らしの高齢者は全国で1万7034人で、年間の推計が約6万8000人にのぼる可能性があることを公表した。

警察に通報や医師からの届け出があったもので、冬の間は死者が増える傾向があるが、3カ月分のデータを年間ベースに置き換えた場合の推計だという。

死者は、年齢が上がるほど増えていて、85歳以上は最も多い4922人だった。

警察庁では、2024年初めてこうした統計を公表し、政府は、高齢化社会での孤独死について実態把握を進めている。

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