高級腕時計シェアリングサービス「トケマッチ」をめぐる横領事件で、国際手配されている元社長らのパスポートが失効したことがわかった。

「トケマッチ」運営会社の元社長、福原敬済容疑者(42)と元社員の永田大輔容疑者(38)は、客の時計を無断で売却した疑いで国際手配されている。

2人は1月末に、UAE(アラブ首長国連邦)・ドバイに逃亡したとみられ、外務省が4月12日までにパスポートを返納するよう命じていた。

捜査関係者によると、2人のパスポートは返納されず、失効した。

警察庁が滞在国に居場所の確認などを求めていて、今後不法滞在とみなされ、強制退去となる可能性がある。

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