いわゆる「大麻グミ」を食べて体調不良を訴える人が相次いだ問題で15日、製造・販売していた会社の元社長の男が再逮捕されました。

医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪市にあった危険ドラッグ販売店の元社長、松本大輔容疑者(39)ら2人です。

■「大麻グミ」製造・販売 食べた人が病院に搬送される

松本容疑者が社長だった会社では、いわゆる「大麻グミ」を製造・販売し、去年これを食べた人たちが体調不良を訴え病院に搬送されました。

厚生労働省麻薬取締部は製造工場に立ち入り検査を行い、その後、大麻グミに入っていた成分、「HHCH」が「指定薬物」となり所持や使用、流通させることが禁止されました。

松本容疑者は、SNSで会社を解散したと表明しています。

■先月に逮捕も処分保留で釈放

松本容疑者らは先月にも、指定薬物成分「HHC」を含む固形物およそ7.7キログラムを会社の倉庫に販売目的で保管した疑いで逮捕・送検され、大阪地検は15日に2人を処分保留で釈放していました。

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