札幌市豊平区で5月16日午前、9歳の小学生が横断歩道上でワンボックスカーに、はねられ死亡しました。

 「現場は見通しの良い直線道路で、十数メートルにわたり車の破片が散乱しています」(鎌田 祐輔 記者)

 事故があったのは、札幌市豊平区月寒東4条17丁目の市道の交差点です。

 16日午前8時20分ごろ、近くに住む小学4年生の西田倖くん(9)が横断歩道を渡っていたところ、右から来たワンボックスカーにはねられました。

 西田くんは腹などを強く打ち、まもなく死亡が確認されました。

 「(事故の音が)ガツンとした…子どもが歩道に倒れていて母親らが見ていた」(近所の住民)

 「事故を起こした車ですが、フロント部分がへこみ左側は原型をとどめないほど壊れています」(鎌田 祐輔 記者)

 この事故で警察は、札幌市豊平区の会社員、花田光夫容疑者(64)を過失運転致傷の現行犯で逮捕しました。

 警察の調べに対し、男は「私がちゃんと信号を確認していないばかりに相手の小学生をはねてしまった」と述べています。

 現場は信号機と横断歩道があり、当時、歩行者側の信号が青だったとみられ、警察が事故原因を調べています。

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