埼玉県戸田市の首都高速道路で車7台が絡み3人が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反容疑で逮捕されたトラック運転手、降籏紗京容疑者(28)が現場約1キロ手前の「戸田南インターチェンジの辺りから意識がなかった」と話していることが18日、捜査関係者への取材で分かった。
体調不良で風邪薬を飲んでいたとも話しており、警視庁が勤務実態を含め事故原因を調べている。
勤務先の運送会社によると、事故前日の13日は午前5時から同11時50分ごろまで勤務。正午ごろの点呼で「体調が悪い」と申告があり、早めに帰宅させた。当日は午前4時ごろに出発。通常は体調確認をするが、本人が早く出てしまったのでチェックしていなかった。
事故は14日午前7時35分ごろ、池袋線の美女木ジャンクション近くで発生。トラック2台の2人もけがをした。〔共同〕
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