中日を迎え、多くの人たちでにぎわう浅草神社の三社祭(18日午後、東京都台東区)=共同

東京・下町の初夏の風物詩、浅草神社(東京・台東)の三社祭が18日、中日を迎えた。44ある地元町会の、みこし約100基が練り歩き、町は熱気に包まれた。

みこしは正午ごろから順に神社でおはらいを受け、各町会へ向けて出発。法被姿の担ぎ手が汗をぬぐいながらみこしを揺らして浅草寺の境内を進むと、沿道の見物客から大きな歓声が上がった。

担ぎ手の友人の写真を撮りに訪れた都内の会社員(52)は「今年は天気が良くて、みこしが青空に映える。終わった後のビールが楽しみ」と笑顔でシャッターを切っていた。

数十年ぶりに見に来たという埼玉県鳩山町の女性(74)は「昔に比べて担ぎ方が丁寧になったけど、盛り上がりは変わらないですね」と話した。〔共同〕

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