20日午後0時40分ごろ、群馬県富岡市の群馬サファリパークから「女性従業員が動物にかまれた」と119番があった。富岡署によると、飼育員の21歳の女性がマレーバクのブラッシング作業中に、右前腕などをかまれ骨折する重傷を負った。

署や群馬サファリパークによると、かみついたのは12歳の雌。体長約2メートルで、推定体重400キロ。女性は午前9時半ごろから、同僚と共にブラッシングや餌やりを行っていた。一緒にいた子どものマレーバクが雌の体に触れた際、怒って女性をかんだという。

群馬サファリパークは取材に「草食性で穏やかな動物の飼育中に事故が起きてしまった。安全対策を講じながら、営業したい」とコメントした。〔共同〕

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