北海道別海町の牧場で5月21日午前8時ごろ、ウシの死骸があるのを牧場関係者が発見し警察に通報しました。

現場にはクマの足跡が残されていて、ヒグマによる仕業の可能性があるということです。

中春別農業協同組合によりますと、現場は別海町中春別の育成牧場で、生後1~2か月の子ウシ8頭が襲われ、うち4頭が死んだということです。

子ウシはハッチと呼ばれる小型の牛舎で1頭ずつ飼育されていて、クマの足跡が多数残されていて、外部から侵入したとみられています。

死んだ4頭のうち3頭は屋外に引きずり出されていましたが、食べられたような痕は見つかっていないということです。

現場は一般住宅から100メートルほど離れた場所で、警察はパトカーで巡回するとともに、住民に注意を呼び掛けています

道東では、ウシ66頭を襲い ”忍者グマ” と恐れられたヒグマ「OSO18(オソジュウハチ)」が2023年7月に釧路町で駆除されていますが、新たなヒグマによるウシの被害に警戒が強まっています。

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