国から販売等停止命令を受けた後も大阪市内の店で危険ドラッグを販売した疑いで、四国厚生支局麻薬取締部(高松市)は5月22日、徳島市の会社経営者ら6人を医薬品医療機器法違反容疑で21日に逮捕したと発表しました。

逮捕されたのは徳島市の会社ADD CBDの代表取締役、加納利高容疑者(48)と住居不詳の会社役員、堀金建吾容疑者(45)、徳島市の会社役員、河野智史容疑者(43)、徳島市の会社員、鹿児島雄大容疑者(31)、徳島市の会社員、太田匡訓容疑者(37)、大阪市の自営業でADD CBD 十三店経営、池本智容疑者(44)の6人です。

四国厚生支局麻薬取締部の調べによりますと6人は共謀して2023年12月に国から販売等停止命令を受けた危険ドラッグを、池本容疑者が経営する大阪市淀川区の店で12月6日から19日までの間に3個販売した疑いです。

店で販売されていた危険ドラッグは「ADD CBD HHCーPリキッド(BLUE DREAM)」という商品名で、1個当たり約1万1000円から約1万4000円で販売されていたということです。

この商品は2023年12月6日に関東信越厚生局長から法律に基づき、指定薬物、または指定薬物と同等以上に精神毒性を有する蓋然性が高いものかどうか、検査命令を受け、その検査結果の通知を受けるまでは販売してはならないとの販売等停止命令を受けていました。

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