加賀市内に住む50代の女性がSNSを通じて知り合った「投資に詳しい人」などにそそのかされて現金380万円をだまし取られたことがわかりました。
県内で今年に入り、SNS型投資詐欺の被害は1億7800万円となっていて県警が注意を呼びかけています。
詐欺の被害にあったのは加賀市に住む50代の女性です。
警察によりますと、この女性は今年1月下旬ごろ、SNSを通じて「投資に詳しい」と名乗る複数人と知り合いました。
その後、その人たちからSNSを通じて「FXでは今後相当の利益が見込まれる」などと説明を受け専用の投資アプリをダウンロードし3月5日、指定された口座に現金を振り込みました。
その投資アプリには振り込んだ現金の額が表示され実際に利益が出ているような表示があったということです。
そのため、この女性は今年3月22日まで5回に渡って現金あわせて380万円を振り込んだということです。
しかし、突然アプリ上の資金がゼロと表示されたため不審に思った女性が連絡を取ろうとしたところ連絡がとれなくなり、詐欺の被害に気づいたということです。
県内でこうしたSNSを利用した投資詐欺は今年に入り4月末までで11件、1億7800万円の被害が確認されています。
県警は「会ったことがない相手の話は信じないこと」や「投資や設け話の勧誘」はまず詐欺を疑うことなど注意を呼びかけています。
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