4月15日、新潟県上越市直江津港内で釣り人2人が乗ったミニボートが浸水し、「航行できなくなった」と第九管区海上保安本部に通報がありました。釣り人2人は無事に救助され、ケガはありませんでした。

4月15日午後1時半すぎ、上越市直江津港第三東防波堤灯台から沖に1キロほどの海上で「ボート2隻で釣りをしていて、友人2人が乗っていたボートが風を受けて波がボート内に入り、浸水した。2人は自分の船につかまっているため無事です」と第九管区海上保安本部に通報がありました。

午後2時ごろに通報を受けた上越海上保安署によって釣り人2人は救助され、2人にケガなどはありませんでした。

上越海上保安署によりますと、釣り人2人は友人2人と計4人で釣りに来ていて、波が高くなってきたことから、上越市の黒井浜へ戻るため、航行していたところ、ボート正面から来た波によって海水がボート内に入り、航行出来なくなったということです。

また、2人は救命胴衣を着用していて、当時は警報や注意報などは出ていませんでした。

上越海上保安署は「海上に出る際は救命胴衣の着用と気象・海象の変化にも注意すること、今年初めて出港する方はエンジンなど出航前点検をするよう」呼びかけています。

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