23日午前10時25分、フィリピンのミンダナオ島東側の海上に熱帯低気圧が発生した。沖縄気象台は、まだ確定ではないと前置きしつつ、24日午前9時までに台風1号になるとの見通しを示した。梅雨入りした県内では、記録的な大雨が続き、土砂災害の危険性があるため警戒を呼びかけている。

 23日午前9時現在、熱帯低気圧はフィリピンのミンダナオ島の東側にある。台風になって、来週にかけてフィリピンの東の海上を発達しながら北上するとみられる。

 この熱帯低気圧の北上に伴い、今後、九州の南、種子島方面にある前線に向かって暖かい空気が流れ込む。このため、23日夕方にも沖縄本島全域で激しい雨が予測される。沖縄気象台は、土砂災害などに注意を呼びかけている。

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