医療用の注射器5万本以上を、暴力団組員らに不正に販売した疑いで、歯科医師の男が逮捕されました。
【記者リポート】「午後3時半過ぎです。京都府警の捜査員が、歯科医師の男を連行していきます」
医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕されたのは、千葉県の歯科医師、結城康雄容疑者(67)です。
結城容疑者は、法律で必要な届け出をせずに、千葉県流山市にある歯科医院で、暴力団組員の男らに対し、医療用の注射器、およそ5万6000本を不正に販売した疑いが持たれています。
暴力団組員の男らは、購入した注射器を覚醒剤とともに、密売人らに販売していたということです。
結城容疑者は「注射器は研究や治療に使っているので販売はしていない」と容疑を否認していますが、警察は、販売された注射器が暴力団の資金源になった疑いがあるとみて調べています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。