長野県内を含む4つの県の山あいで起きた強盗事件。捜査が進むなか、住民の防犯意識も高まっています。警察は外出時や夜間の「戸締りの強化」を呼びかけました。

呼びかけ:
「出かける時や寝る時、これから暑くなるけど、開けっ放しにするとそういう輩が入ってきちゃう」

呼びかけたのは戸締りの強化。

松本市の山あい保福寺町で警察が72軒を巡回しました。

事件が起きたのは5月6日の夜。民家に男2人が押し入り、男性を刃物で脅して縛ると、現金十数万円を奪って逃げました。

同様の事件は栃木や群馬、福島でも起きていて、合同捜査が進んでいます。

警察によりますと、住宅は玄関や窓に鍵がかかっていませんでした。

住民:
「車で出かけるときには鍵をかけるようになった。(強盗の)話を聞いたもんでこれはまずいと思って鍵はかけてるけどね」

保福寺町・太田富晴町会長:
「(住民の)不安感は大きいと思います、『改めて施錠を徹底しないと』なということは皆さん意思統一できてると思う」

松本警察署生活安全第一課・市川幸誠課長:
「ちょっと出かけるとか就寝時に窓を開けることがあると思いますが、鍵かけは防犯の基本です」

一連の事件では、キャッシュカードで金を引き出そうとしたベトナム人2人が逮捕され、警察が関連を調べています。

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