ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボで世界大会が開かれている国際新聞編集者協会(IPI)の理事会で、日本経済新聞社の藤井彰夫論説主幹が理事に選出された。23日の会員総会で正式に決まった。任期は3年。日本新聞協会から推薦があった。

藤井氏は国内外で主に経済・金融問題を取材し、ワシントン支局長、Nikkei Asian Review(NAR、現Nikkei Asia)編集長、論説委員長などを歴任。3月から論説主幹を務めている。

IPIはウィーンに本部を置く国際報道団体で、報道の自由を推進・擁護する活動を展開する。国連や欧州評議会のオブザーバー資格があり、報道の自由のために尽力する個人や組織を表彰する事業にも力を入れている。

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