忘年会の帰りに同僚職員を蹴った上、頭突きをしてケガをさせたとして、静岡県は班長級の男性職員を減給処分としました。
減給10分の1(6カ月)の懲戒処分を受けたのは県健康福祉部の出先機関に勤める班長級の男性職員(60)で、2023年12月、忘年会後に同僚職員と口論になった末、足蹴りや頭突きなどの暴行を加え、目の打撲など全治2週間のケガをさせました。
被害は暴行を受けた職員が翌日に警察と所属長に相談したことで発覚し、男性職員は県の聞き取りに対し「酒の影響もあり突発的に行為に及んでしまった」と話しているということです。
警察は2024年2月に傷害の疑いで男性職員を書類送検しましたが、4月中旬に被害を受けた職員との間で示談が成立したことなどから、検察はその後、男性職員を不起訴処分(起訴猶予)としました。
県人事課は「自らの行動が公務全体の信用に影響を与えることを認識して行動するよう改めて職員に対し周知徹底してまいります」とコメントしています。
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