高齢者の定義を5歳引き上げることが提言された。

この提言は、23日の政府の経済財政諮問会議で出されたもの。

65歳以上とされることが多い高齢者の定義について、健康寿命が延びる中で、5歳延ばすことを検討すべきだと、民間議員が指摘した。

会議で、岸田首相は「誰もが活躍できるウェルビーイング(身も心も満たされた状態)の高い社会を実現していかなければならない」と強調した。

6月の策定を目指している経済財政運営の基本方針「骨太の方針」に向けて、高齢者の就労を増やすことや、全世代を対象にしたリスキリング(学び直し)などが主な論点になる。

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