名古屋市中川区で23日、住宅から出火し2人がケガをした火災で、住人の男が自宅に放火したとして逮捕されました。

 逮捕されたのは、中川区戸田5丁目の無職・風岡孝治容疑者(64)で、23日午前10時すぎ、自宅に放火して1階の部屋の床や壁などを燃やした疑いが持たれています。

 火は1時間ほどで消し止められましたが、消火器を持って助けに入った40代の男性が手に軽いケガをしたほか、風岡容疑者も煙を吸ってのどをヤケドする軽傷です。

 火事の後、病院に搬送された風岡容疑者に警察が事情を聴いたところ「火をつけた」と犯行を自供したため逮捕しました。

 住宅には風岡容疑者が1人で住んでいたということで、警察は放火の経緯などを調べています。

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