梅雨入りを前に、福岡県北九州市で、大雨の際に災害を防ぐ大型の雨水貯留管が完成し、記念式典が開かれました。

北九州市小倉北区の白銀公園周辺の地下に完成した「昭和町雨水貯留管」は、大雨による河川の内水氾濫を防ごうと、およそ10年前から官民一体で整備が進められてきました。

市によりますと、完成した貯留管は全長およそ1.5キロで地下15メートルに整備され、大雨の際に25メートルプール26杯分、およそ9500立方メートルの雨水を貯めることが可能です。

この地下施設のうち唯一市民の目に触れるマンホールは、地元の中学生がデザインしたということです。

北九州市の武内市長は、「災害に強い街作りをする上で大きな成果だ」と期待を寄せていました。

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