5月20日、石巻港に係留中の貨物船で、作業員2人が酸欠状態となり倒れ1人が死亡した事故で、25日、国の運輸安全委員会による立ち入り調査が行われました。

25日は、国の運輸安全委員会の船舶調査官3人が、石巻港に係留中の貨物船、「EVER FELICITY」に、調査に入りました。

この貨物船では、5月20日、船内で荷役作業をしていた作業員2人が二酸化炭素中毒で倒れ1人が死亡しました。

2人が倒れていた倉庫には、酸素を吸収しやすいパームヤシ殻が積まれていて、25日の調査では、船の設備や倉庫の状況などを確認したということです。

運輸安全委員会
熊上尚男船舶事故調査官
「原因に関しては、25日に調査したことと、前に調べたことを合わせて分析していきたい」

運輸安全委員会では、今後、関係者への聞き取り調査などを行い、事故の原因を詳しく調べることにしています。

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