南三陸町は、保存を決めた旧防災対策庁舎の活用方法について、5月24日、町民と意見交換を行いました。

南三陸町役場で開かれた意見交換会には、佐藤仁町長や町民など、およそ70人が参加しました。

町の旧防災対策庁舎について、佐藤町長は、「未来の子供たちの命を守りたい」として、今年7月以降、県の所有から町の所有に戻し、震災遺構として保存する方針を発表しています。

24日の意見交換会では、町民がさまざな思いを語りました。

町民
「ああいうものが遺っていくことで、考えるきっかけを確実に与えられる」
「あの建物を眺めただけでは伝わり切らない。人の言葉があって初めて伝わるものだと思う」

町は今後も、町民から要望があれば意見交換会を開きたいとしています。

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