旅客機同士の翼が接触するなどトラブルが相次いでいる日本航空について、国土交通省は27日午後、鳥取社長を呼び出し、厳重注意した。

日本航空・鳥取三津子社長「誠に申し訳ありません」

国交省・平岡成哲航空局長「安全上のトラブルが相次いで発生しており、高い緊張感をもってさらなる安全性向上に取り組むよう、ここに厳重に注意する」

日本航空をめぐっては、5月23日に、羽田空港で旅客機同士の翼が接触したほか、5月10日には、福岡空港で旅客機が誘導路の停止線を大幅に越え、別の旅客機が離陸を途中で中止する事態が起きていた。

さらに4月、機長がアメリカのホテルで酒に酔って騒ぎを起こし、現地の警察から口頭注意を受け、機長として乗る予定だった日本への便が欠航になるなどトラブルが相次いでいる。

国交省は、鳥取社長を呼び出して厳重注意し、再発防止策を報告するよう求めた。

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