人通りの少ない深夜の時間帯に現れたのは、自転車に乗った1人の男だった。

道路の途中で立ち止まると、突然、するどい音があたりに鳴り響いた。

一体、何が起きたのか。

現場をとらえた別のカメラで見てみると、自転車を道の端に寄せ、男が地面にある何かを踏みつけているのが確認できる。

これらは5月23日、東京・東大和市で記録された防犯カメラの映像。

取材班が現場に向かってみると、そこにあったのは自動車の整備会社。

男は何を踏んでいたのか見せてもらうと...。

Car Factory Endorphin・担当者「(看板を照らす)このライトですね。このライトが犯人に踏みつけられてしまって」

支柱は折れ曲がり、地面から浮いてしまう不安定な状態に。

また、ライト本体もゆがんでしまい、隙間から水が入り込む可能性もあるため、今後、撤去することも考えているという。

担当者によると、防犯カメラに写る男に見覚えはなく、犯行の理由もわからないという。

Car Factory Endorphin・担当者「何を目的にしたのかわからないですが、ただただ不思議な気持ちと悲しいなというところですね。単純になんでやったの? というところですね」

会社は被害届を提出。
警視庁は、器物損壊の疑いで捜査を進めている。

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