電流を直流から交流に変換する「インバーター」など27点を製鉄会社で盗んだとして、室蘭市に住む関連会社の社員の男(44)が窃盗の疑いで逮捕されました。

 男は去年11月10日からことし4月26日までの間に、室蘭市仲町の製鉄会社からインバーターなどの電気関係の機器あわせて27点(時価合計164万9080円相当)を盗んだ疑いが持たれています。

 警察によりますと、会社内にあったはずのインバーターがなくなっていることに気づいた社員が警察に届け出ました。

 警察が捜査したところ、被害品の一部がリサイクルショップに売られていたことが分かり、男の関与が浮上。男は転売時、自身の運転免許証を出していました。

 男は警察の調べに「生活苦で盗んだ」と容疑を認めています。

 男は製鉄会社の関連会社の社員で、日中にも出入りできたとみられます。

 警察は被害品の数が多いことから、男に余罪があるとみて、詳しい手口を調べています。

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