28日朝、廿日市市の市街地でクマの出没情報が相次ぎ、近くの高校では全校生徒が自宅待機になっています。警察などが周辺で警戒を強めています。

28日午前5時半ごろ、廿日市市桜尾の県立廿日市高校の周辺で、「クマがフェンスを乗り越えている」と警察に通報がありました。

警察や市によりますと、その後も午前8時ごろまでに、JR廿日市駅の東側などで複数の目撃情報が相次ぎ、警察や市の職員が警戒を続けています。

【近くの人】
「まさかこんなところに出るとは思ってなかった。公園とかもたくさんあって散歩とかするので心配。いつまで外に出ないで自粛していたらいいのか」

この影響で廿日市市立佐方小学校では一時、児童を自宅待機にしたほか、廿日市高校では全校生徒821人が現在も自宅待機を続けています。

目撃されたクマは体長1メートルほどとみられ、これまでにケガ人の情報は入っていません。

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