発売前の漫画をスマートフォンで撮影、複製したとして著作権法違反の罪に問われた男2人の初公判がきのう開かれ被告は起訴内容を認めました。

起訴されているのはアニメグッズの販売などを行う東京の『Japan Deal World合同会社』とその代表のムサ サミル被告、従業員のカイス マーヴィン ジョン フランソワ バンジャマン トーマ被告です。

起訴状などによりますと2人はことし1月、発売前の『週刊少年ジャンプ』や『週刊少年マガジン』の作品をスマートフォンで撮影し、複製。

著作権を侵害した罪に問われています。

きのうの初公判で2人は起訴内容を認めました。

検察側は冒頭陳述で「2人は複数の『早バレサイト』に載っていることを認識したうえでデータを依頼者に送信」

「『ONE PIECE』や『ブルーロック』、『呪術廻戦』といった作品を不特定多数が閲覧できるようにした」と指摘しました。

次回の裁判は7月10日に開かれる予定で、検察側は追起訴する方針です。

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